事務所案内 ~受付の和文タイプライター~

時の流れに伴い、いろいろ便利な道具が発明されて参りました。

現在、当たり前のように使用している携帯電話やパソコンは、この30年ほどの間に普及したものと記憶しておりますが、2020年に創業130年を迎えた藤間司法書士法人にとってはごく最近の出来事と言えるかもしれません。


藤間司法書士法人のルーツは、初代の藤間秀孝が1890年(明治23年)に開業した「藤間代書店」にまで遡ります。

当時、パソコンという便利なものは当然ありませんでしたので、手書きで申請書を作成してり、また、登記簿謄本も手書きで作成されておりました。

今でもごくたまに、手書きの頃の登記簿謄本の写しを見る機会がございますが、書く人によっては達筆すぎて、何と書かれているのか判別し難いことがしばしばございます。


手書きが主流だった大正時代時代に、2代目の藤間楠一はいち早く和文タイプライターを導入するなど、新たな手法や新機軸を打ち出しました。

特に、和文タイプライターの導入は世間の耳目を集め、各所から見学者が殺到して、今に繋がる大手企業様からの多くの依頼が舞い込むことになったそうです。

3代目の藤間秀夫の時代には太平洋戦争を経験し、一時は事務所の運営に深い影を落としましたが、4代目の藤間松男が家業の再興を決意して奮闘し、商業登記を専門で業務を行い、当時業界最大手の「商業の藤間」と呼ばれるほどにまで事業を発展させました。

平成29年4月に88歳となった藤間松男は所長職を退き会長となり、そのバトンは5代目の藤間勲夫に託されたのです。


時代が変わっていくと共に、藤間代書店は藤間司法書士事務所、藤間司法書士法人へと成長し、申請書の作成手法も、手書きから和文タイプライター、そしてワープロ、パソコンへと変化していきました。

同様に申請方法も変化して、法務局への出頭申請主義から郵送申請も可能となり、今ではオンライン申請も出来るようになりました。


長い時を超えて、和文タイプライターは藤間代書店から藤間司法書士法人へと引き継がれ、今も受付の片隅で所員たちを静かに見守っております。

藤間司法書士法人にお越しの際には、大正・昭和・平成そして令和へと受け継がれてきた和文タイプライターを、ぜひ1度はその目で確かめられてはいかがでしょうか。


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