芸術の秋
10月に入り、だいぶ秋めいてきました。よく「○○の秋」と言いますが、皆さんはどのような秋を過ごされる予定でしょうか?
藤間司法書士法人が隣接している東京駅周辺には美術館や博物館が多く、今回は芸術の秋を楽しめるよう、少しご紹介したいと思います。
1、東京ステーションギャラリー
東京駅の丸の内駅舎内にあり、さまざまジャンルの展覧会が開催され
ます。2階の展示室を出ると、回廊から東京駅の八角形ドームに復元
された鷲や干支のレリーフをより近くから鑑賞でき、廻り階段では
創建当時の煉瓦の壁の一部が見られます。
2、三菱一号館美術館
東京の丸の内に初めて建てられた、洋風事務所建築の三菱一号館を
復元した煉瓦造りの美術館で、ロートレックを主に19世紀後半に
制作されたグラフィック作品や工芸品が収蔵されています。
3、三井記念美術館
旧財閥の三井家が江戸時代より蒐集してきた美術品を収蔵、展示する
ために、重要文化財の三井本館の中に作った私立美術館です。
約4,000点もの美術品の中には、国宝や重要文化財などが含まれて
おり、収蔵品の半数を茶道具が占め、日本屈指ともいえる有数の品を
鑑賞できます。
他には円山応挙をはじめとする円山派の絵画や日本人形などが展示さ
れ、中でも能面は50点を超える希少な作品を展示することでも有名
です。
4、アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)
ブリヂストンの創業者である石橋正二郎の個人蒐集からはじまった
コレクションを展示するための美術館です。
主な収蔵品は古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀
美術、現代美術などです。
5、インターメディアテク
丸の内JPタワー(KITTE)内にある博物館で、入館料は無料です。
旧東京中央郵便局舎を改装したレトロモダンな展示室で骨格標本や鉱物、
剥製などが見られるユニークな空間となっています。東京大学が明治10年
の開学以来蓄積してきた学術標本を常設展示するほか、特別展の展覧会も
意欲的に開催しています。
6、貨幣博物館
日本銀行による貨幣コレクションの展示施設です。日本のお金の歴史につ
いて分かりやすく紹介し、実際の金貨(大判)を見てその重さを体感したり、
現在の日本銀行券の偽造防止技術について体験できるなど、楽しみながら
学べる入場無料の博物館です。
今回ご紹介できたのは一部ですが、藤間司法書士法人にお越しの際には、少し足を延ばして美術館や博物館をめぐり、芸術の秋を堪能されてはいかがでしょうか。