もらったお祝い、あとでトラブルの火種に?知らなきゃ損する“贈与と相続”の話
「結婚したら200万お祝いしてもらった」、「孫の入学祝いに毎回100万もらった」
──なんて話、周りにもよくありますよね。
でも、ちょっと待ってください。それ、もしかすると「特別受益」かもしれません。
「特別受益」というのは、簡単に言えば「相続人の中で、特別に得した人がいるなら、その分を相続分から引いて公平にしよう」っていうルールのこと。
よくあるのが、
✔ 結婚祝い
✔ 住宅購入資金の援助
✔ 学費・入学祝いの支援
✔ 親名義の家に無償で長年住んでいた
こうした“好意”が、実は後々「もめごとの原因」になることがあるんです。
「え、そんなつもりじゃなかったのに……」
とならないためには、もらった側・渡した側、どちらも「記録しておく」、「共有しておく」ことが大切です。
実際、最近のご相談では「昔の支援って特別受益になりますか?」という質問も増えてきています。
ちょっとでも気になることがあれば、一度整理しておくのが安心です。
特に「家族の中で差が出ているかも?」という方は、早めの対策がカギになります。
「うちは関係ない」と思っていても、意外と当てはまるケースって多いものです。
気づいた今がチャンス。
まずは気軽に、相続の棚卸しをしてみませんか?