猛暑の時期の過ごし方
今年は梅雨が短く、6月から猛暑が始まりました。
長い猛暑は身体に負担となり、高すぎる気温と汗でべたつく夏は不快感に悩まされ、それだけではなく、熱中症、熱射病、熱けいれんや熱性疲労、その他の疾患の症状の悪化などが起きる危険もあります。
この時期、なるべく安全に過ごせるようにするため、心掛けたいことを紹介します。
生活するには身体が資本です。暑さを我慢せずに少しでも身体の負担を少なくして夏を乗り越えましょう。
1. 水分を多くとる:
「喉が渇いた」という感覚に頼るのではなく、水分不足にならないよう、一定の時間を置いて、定期的に水分を補給する。
2. 水分量の多い食品をとる:
水分を多く含む野菜(キュウリ、トマト、クレソン、レタス、セロリ)や果物(リンゴ、スイカ、モモ)などの食品をとるよう心掛ける。スープなど汁物も可。
3. カフェインの摂取を控える:
カフェインには利尿作用があることから、飲めば体内の水分が排出されることになる。
4. 飲酒量を控える:
アルコールにも利尿作用があり、アルコールは血管を拡張させて熱を放出させるといった体温調節機能に悪影響を及ぼすためである。
5. 食べ過ぎを避ける:
食べた物を消化するとき、体は熱を生み出してしまうため。
6. 日光を避ける:
屋外に出るときにはつばの広い帽子をかぶったり、日陰を探して歩くようにする。
7. 淡色でゆったりした、通気性の良い素材の服を着る:
日光の熱を吸収しやすいダークカラーの服はなるべく避けた方がよく、コットンやリネンなどの素材を選ぶのがおすすめ。
10.ぬるいシャワーを浴びる:
身体をすっきりさせ、身体の熱を和らげることができる。
11. 噴霧器を使う:
仕事中などシャワーを浴びられないときには、ミスト噴霧器やスプレーボトルを使用する。
12. 冷湿布を使う:
タオルなどの布を冷たい水に浸したり、氷を包んだりして顔や首、手首、その他の部分に当てて使用する。ただし、氷を直接肌に当てないよう注意。
極力気温が高い時間帯の外出を避け、水分等しっかり補給し長い夏を乗り越えましょう。