早起きのメリット
長かった猛暑の夏もようやく終わり、過ごしやすい10月は寒さが厳しくなる冬の前に、色々とやっておきたいものです。その一つ、早起きも10月は実践しやすい時期です。
早起きにはメリットがたくさんあります。
朝早く起きて朝日を浴びることで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を促進してくれます。セロトニンは、心と体のバランスをコントロールする役割を持っていて、精神面を安定させてくれるホルモンです。「早起き」はメンタル的にも効果があります。
朝の光をキャッチすると、体内時計が正しくリセットされて、一日を気持ち良く過ごすことができます。そして、暗くなったときもスムーズに眠れるようになるのです。
朝の目覚めがよくなり、夜眠るのも早くなることで、規則正しいメリハリのある生活を送ることにつながってきます。
睡眠のリズムが整うと、自律神経やホルモンも整ってきます。
起床後約3~4時間は、集中力が1日のうちで最大になります。
このパワーをうまく利用して、つい後回しにしてしまいがちなやりたくない仕事や勉強、家事などをやってしまうことで、普段以上の効率性が期待できてパフォーマンスも上げられます。
早起きすれば、健康面だけでなく、仕事の質も上がり、自分の成長につながります。
メリットの多い早寝早起きですが習慣化にはコツがあります。「早起きするために早く寝よう」と思っても、いつもより早く寝るのは、実際はなかなか難しいものです。
初日はつらいですが、まずは「早起き」からスタートさせ、いつもよりも早く起きることで、その日は夜更かしをする余裕もなく早い時間に眠気を感じてきます。
とにかく2週間は決めた起床時間に起きるようにし、仕事の日も休日も同じ時間に起きるようにすることです。起きたらまず太陽の光を浴びることを習慣にし、2週間すると身体が慣れてきて、「早起き」が苦でなくなってくるはずです。
また、早起きする目的を決めることが重要です。
早起きして何をしたいのかを明確にすることで、モチベーションにつながります。
「勉強時間を確保したい」「運動を始めたい」など具体的に決めることが大切です。
早起きがつらいと思うときにも、目的を思い出すことで、また頑張ろうと思えるのです。
早起きすることで必然的に睡眠の質はアップしますが、意識的に生活を見直すことで、より睡眠の質が上がります。
例えば、夜寝る1時間前までにお風呂に入ってリラックスしたり、寝る前にスマホやPCを触らない、寝具を見直すなど必ず改善できることを実践します。
早起きをすることで、三文の得以上にメリットが多くあります。暑さと寒さから解放された今こそ、朝型生活を送って健康的な生活をしてみましょう。